AI電子書籍スタジオで最初の1冊を作る:テーマ決めから完成ファイルまで

Starterの「月1冊」機能を使う流れを解説します。スタジオに渡すもの、完成して戻ってくるもの、そして自分で行う必要がある作業を確認しましょう。

2026/8/8 · 10 分で読めます

Your first book in the AI e-book studio, from topic to finished file

2年間ずっと書こうと思っている本があるとします。内容はおおまかに分かっている。これまで何度も、いろいろな人にメッセージで説明してきた。でも、丸2週間自由に使える時間だけはなかった。そして本を書くには、いつも丸2週間が必要な気がしていた。AI電子書籍スタジオは、その作業の規模を小さくします。ゼロにはなりませんが、数晩に分けて取り組める程度にはなります。それが、存在する本と存在しない本の違いです。

最初の1冊が難しい理由

言葉が難しいからではありません。範囲を決めるのが難しいからです。放っておくと、最初は1つのことについての実用ガイドだったものが、第4章に入る頃には分野全体の一般理論になります。すると止まります。一般理論には自然な終わりも、明確な買い手もいないからです。

2つ目の難しさについても、率直に言っておく価値があります。文章作成ツールは、あなたが詳しく知らないテーマについても、流暢な文章を作れます。流暢さは正確さではありません。事実に関する主張、数字、間違えると誰かに金銭的な損害や危害を与えうる指示は、すべてあなたが確認する必要があります。表紙に載るのはあなたの名前です。この確認作業は本物の仕事であり、省略できません。

3つ目は、本が自動的に商品になるわけではないことです。章が入ったファイルには、問題を抱えた買い手、価格、販売ページが必要です。スタジオがファイルを作り、ストアフロントのデジタルダウンロード機能が販売できる形にします。この2つの間にある差によって、最初の本の多くがひっそりと消えていきます。

6回の週末、それとも数晩

比較すべきなのは、書くか書かないかではありません。時間をどこに使うかです。自分で書く場合、ほとんどの時間は文章の下書きに費やされます。スタジオを使う場合、その多くは本に何を入れるかを決め、内容が正しいか確認することに使います。どちらも、結局はあなたにしかできない作業です。

6回の週末を使って自分で書く場合スタジオで月1冊作る場合
ほとんどの時間を文章の下書きに使うほとんどの時間を範囲、具体的な内容、確認に使う
範囲が広がり続け、本に終わりがなくなる下書きを始める前に長さと約束する内容を決める
第1章を4回書き直す早い段階で完成した下書きができるため、ゼロから書くのではなく編集できる
表紙とレイアウトが2つ目のプロジェクトになるファイルがダウンロード商品として販売できる状態で完成する
出版がいつまでも先送りになる月ごとの利用枠がプロジェクトに実際の締切を与える
誤字があると購入者にファイルを再送する必要があるファイルを差し替えると、すでに購入した全員に更新版が届く

進め方

3回に分けて取り組みましょう。1回目は決める時間、2回目は下書きを作って読む時間、3回目は確認して出版する時間です。3つすべてを1晩で終わらせようとしないでください。確認作業には頭がすっきりしている状態が必要です。

  1. 1すでに10回は答えたことのあるテーマを選ぶ。最初の本に最適なのは、何度も入力し直しているメッセージです。繰り返し説明してきたなら、相手の疑問、説明する順番、いつも間違われる部分が分かっています。
  2. 2約束する内容を1文で書く。「この本を読み終える頃には、cone 6の窯で使える釉薬テストの予定表が手元にあります」。文の中に「理解する」や「学ぶ」が入っているなら、それはテーマであって約束ではありません。読者が手にするものが具体的に分かるまで考えましょう。
  3. 3下書きを始める前に本の形を決める。長さ、章数、通読する本にするのか、書き込む項目のあるワークブックにするのかを決めます。範囲が広がるのを止める、唯一の重要な判断です。
  4. 4テーマ、読者、形をスタジオに渡す。読者とは属性ではなく、その人が置かれている状況です。「陶芸愛好家」ではなく、「3回連続で焼成に失敗した陶芸家」と書きます。
  5. 5下書きを最初から最後まで、編集せずに1度読む。探すのは2つです。何も言っていない章と、自分なら主張しない内容です。両方に印を付けますが、まだ直しません。
  6. 6確認作業をきちんと行う。すべての数字、温度、用量、価格、法的な記述、指示を、信頼できる実物や資料と照合します。責任を持てない内容は、表現を弱めるのではなく削除してください。
  7. 7自分にしか書けない3つを加える。1年目にした失敗。誰も書き留めていない例外。自分の作業から撮った写真や図。どれだけ文章を磨くより、この3つを入れるほうが本の価値を高めます。
  8. 8ダッシュボードでデジタルダウンロードとして出版する。タイトル、価格、説明、ファイルを用意します。購入者には非公開の注文ページへすぐに届けられ、そこへ後から戻ってくることもできます。メールで送る必要も、相手を追いかける必要もありません。
  9. 9意図を持って価格を決める。読者にとって、衝動買いと慎重に検討する買い物の中間くらいの価格にします。後から値上げはできます。後悔する発売価格を直すほうが、3で誰にも買われなかった本を立て直すより簡単です。

具体例:市民農園の本

ガーデニングのアカウントを運営していて、毎年3月になると同じ質問が届くとします。「小さな区画で、始めるのが遅れてしまった場合、今から何を植えればいいですか」。4シーズンにわたってDMで答えてきました。それが本のテーマです。「野菜栽培の完全ガイド」ではありません。後者は完成まで1年かかり、すでに存在する3冊より質が低くなります。

約束する内容は、「3月に始めた場合の5×3メートルの区画向けに、植える順番と、植えないものをまとめる」です。形は、作物ごとの短い9章と、巻末の2ページの予定表。下書きは1晩で戻ってきます。確認には2時間かかります。種まきの時期は地域によって異なり、実際の読者に合わせて半分ほどを調整する必要があるからです。加える3つは、ズッキーニを近づけすぎて植えた年の話、近所の人から教わったべたがけ資材の使い方、自分の区画を4月に撮った写真です。ダウンロード商品として9で販売し、0の無料1ページ版をリードマグネットにして、どちらも同じ顧客リストにつなげます。翌年の3月にファイルを更新版へ差し替えれば、前年に購入した全員が何もしなくても新しい版を受け取れます。

有料プランは14日間の無料トライアルから始められ、Starterのスタジオには月1冊が含まれます。

トライアルを始める

多くの人がする間違い

まだ存在しない読者に向けて書くことです。幅広いテーマのほうが市場が大きそうに見えるため、広く野心的なテーマを選びます。その後、具体的な内容を求めていた200人のフォロワーに向けて出版することになります。すでに返信をくれている人たちに正面から向けた狭いテーマの本は、見知らぬ人向けの一般的な本より売れます。狭い本のほうが、実際に誰かが尋ねた質問への答えだからです。既存の読者が繰り返し求めている本を書きましょう。一般的な本は、十分な規模のリストができてから4冊目に作ればよいのです。その頃には顧客リストが、どのテーマにすべきかを教えてくれます。

テーマ、読者、形、自分ならではの具体的な内容、そして確認作業です。スタジオが下書きと完成ファイルへの組み立てを担当します。以前なら週末を費やしていた部分です。

1回で読み終えられる長さを目標にして問題ありません。本当に役立つ内容が30〜60ページあるほうが、水増しした200ページより優れています。具体的な約束も、はるかに作りやすくなります。

できます。バンドルは10種類ある商品タイプの1つなので、本単体でも、テンプレートや通話と組み合わせたバンドルでも販売できます。単体ファイルよりバンドルのほうが売れると感じる人も多くいます。

ファイルを修正して差し替えます。更新版はすでに購入した全員に適用され、購入者は非公開の注文ページに戻って取得できます。そのため、ここでは90%完成した時点で出版するのも合理的な方法です。

スタジオは有料プランで利用できます。Starterは月1冊、Proは月10冊です。比較は料金ページで確認できます。どのプランでも、販売額に対するプラットフォーム手数料は0%です。

書き上がる本は、ほとんどの場合、野心的な本ではありません。狭く、少し地味で、何度もリクエストされ、記憶だけで口述できる本です。だからこそ機能します。約束する内容を決め、形を固め、すべての主張を確認し、自分にしか分からない3つを加えて、今夜ページに載せましょう。

まずストアフロントを設定しましょう。本が完成した日に、公開する場所ができます。

ストアフロントを作成する

あなたのストアを、ひとつのリンクに

デジタル商品・講座・コーチング・コミュニティをプロフィールから販売。手数料0%。

続けて読む